キッチンやOPEN棚など色々よく使うアイアンバー
いつも近所の鉄工屋さんに製作を依頼して作って頂いてます。
普段は公共施設などの大きな物を手掛けていることが多い町工場の職人さんですが、小さなアイテムのオーダーにも答えて下さる渡辺さん
いつもありがとうございます。
赤いのは錆止め塗装です。
この後、仕上げのブラック色に塗装したら完成です。
先日、モールテックス(MORTEX) 左官材料の実地講習会へトライして来ました。
モールテックス(MORTEX)とは 塗り厚1mm-3mmでコンクリートの5倍程度の表面強度があり、防水性を持ち、薄塗りで、コンクリートのような仕上げになる、左官材料を「モールテックス(MORTEX)と言います。
大変、仕上げ表情豊かな左官材料で、尚且つ薄塗で弾性性能を持ち、強度も強く固く防水性を持ち、下地を殆ど選ばない 作業時間がとても必要としますが可能性豊かな材料でした。
普通のコンクリ-トの工程と比べると、手間は5倍位かかるイメ-ジ。
左官作業に無い、モールテックス(MORTEX)独特の仕上げ表情を出す工程として
地道な、サンダ-掛けが有る事が、とても印象的でした
ほぼ、このサンダ-掛けのさじ加減で、表情が決まるア-ト感満載の材料です。
モールテックス(MORTEX)は 作業工程時間に余裕が有る場合と
価格面では、コンクリ-ト仕上げ予算の3~5倍と、イメ-ジされた方が良さそうです。
造形物の下地は、スタイロフォ-ム、発砲スチロ-ル系の材料で造形し、その上に
モールテックス(MORTEX)で仕上げた、モルタル風キッチンやモルタル風洗面台
など、写真で掲載されています。
お施主様施工で、左官仕上げを経験されたOB様は、
コテ裁きはお手の物かと思いますので、
モールテックス(MORTEX)も可能かと思います が
練習はかなり必要そうです(有料の講習会は必然)
いきなり現場でチャレンジは難しそう。
モールテックス(MORTEX)の色は豊富です
材料調合は、デジタルスケ-ルでしっかり管理
施工ノウハウは
温度管理や、つなぎ目のコツ、フラットの下地整形、
研磨、仕上げワックス、輪シミが出来ない様に 汚れや灰汁出しを
何回も丁寧に取り除くなど
最低、4工程(下地→上塗り→研磨→ワックス) が必要でございました。
車をモールテックス(MORTEX)でコーティングした人もいるそうですよ!。
モールテックス(MORTEX) 手間と価格は必要としますが、
可能性豊かで面白い材料でした。