P's supply homesの家の構造

様々(在来金物工法/一般在来工法/2x4壁工法/ポスト&ビーム工法)を経験の上、施工期間中の日本の季節風土、建築基準法の改正、耐震基準や断熱性能の進化、間取りや家の成型の自由性、日本建築の軸(柱や梁)の線の美しさ、柱や梁の存在が安心感を感ずる伝統構造、体育館や倉庫などの様な大きな空間を構成できるラーメン構造にも対応が可能な事、
棟上げ(上棟)の軸だけの状態で、屋根の頂点に立った時、構造の剛性を体感致しました。

構法:在来金物工法

P’sの家の構造は木造在来金物工法を採用致します。木の集成構造材とコネクタを利用した(接合)在来工法です。在来工法と金物工法の違いは以下の通りです。

【木造在来工法】
構造同士のジョイント(接合部)方法が、昔からの方法で木の凹凸で組み合わせる従来の工法

【木造在来金物工法】
構造同士のジョイント(接合部)方法が、コネクタとドリフトピン等で組み合わせる工法

木造在来金物工法は構造ジョイント成型加工部分の断面欠損(木部の加工される面積)が最小限の加工で可能。又ジョイントコネクタの剛性と、収縮が少ない木の集成構造材の組合せにより、歪みの少ない構造の成型が可能。また金属のコネクタは、断熱材の役目をする木の構造材内部へ納まる為、金属結露が発生し難い事も特徴です。

特殊なホールダウン金物

基礎に直接、引抜き耐力 30KN以上の柱脚コネクタ金物と構造材(柱)とが直結されている事により、家の自重と地震時のエネルギーは構造材を通り直接基礎に伝達。

接合部

柱の内部にコネクタが収まり、結露が起し難い接合部。また在来工法とは異なり、補強金物が不要であり、金物類が角に無いので、筋違や断熱材の充填がシンプルにシッカリと施工が行えます。

大きな空間を構成できるラーメン構造にも対応が可能

住宅規模から学校規模まで幅広い用途・規模の建築物に対応。さまざまな耐力のコネクタがあります。正方形断面の正角柱から長方形断面の大断面構造にも対応。
接合部で地震力に抵抗するラーメン接合部も用意しているので、耐力壁と柱に制約されない、自由なプランニングが可能となります。