「104」とは、ただ新しいだけではない、どこか遊び心のあったりどこか懐かしかったりと、その人にとって居心地のよい空間を取り入れるP's supply homesのコンセプトです。
玄関ドアから入ってすぐ、吹き抜けがあります。高さが気持ちいい、明るいエントランスです。
玄関のタタキは土間仕上げ、ベイツガの建具類はクリアの塗装仕上げです。
リビングには、柱を2本あえて飾りで取り付けました。
実はこの柱は古材ではなく、塗装などの加工をしたわけでもなく・・・
いつもお世話になっている材木屋さんの倉庫に何十年も眠っていた柱を発掘! 採用しました。
木肌の表情、太さ、色味・・・ バッチリです。
もう1本の柱は、階段横に取り付けました。
柱の横には長机を。パソコンを置いたり、お子様たちのお勉強だったり・・・
掘り炬燵のように座ることもできます。蓋をして長机を移動してしまえば模様替えも楽しめますね。
この長机のカウンターは古材。Y様ご夫婦で古材屋さんで見つけてくださり、そのお店の脚のパーツと組み合わせました。
キッチンも家の雰囲気に合うようにP'sオリジナルで造作。
キッチン背面のパントリーの扉は古建具、階段下のスペースも収納として使うことができます。
LDKの床材は、ボルドーパインの幅広無垢フローリングです。
階段横に取り付けたもう1本の飾りの柱。ほうきとちりとりの定位置になったようです。
1階部分の壁の仕上げは、ほとんど全部施主様施工で珪藻土を塗ってくださいました!
鏝跡の加減がとても上手、すっきり仕上がりました。
勾配天井ならではの開放感のある、畳のお部屋。障子も入れて、やっぱり和室は落ち着きます。
子供部屋にはホワイドボードクロスを一部張りました。
ロフトへの行き来は縄梯子で自由自在、大人は安心な固定階段で。
洗面はシンプルに壁掛けタイプの陶器のシンクを。
真鍮の水栓金具、古材の棚、裸電球のやさしい明るさ、塗り壁の味わい。
新築とは思えない、落ち着きのある空間が出来上がりました。