2003年にマンションリフォームさせていただいた、I様のお宅のキッチンをご紹介いたします。
リフォーム時、築9年と比較的新しいマンションでしたが、キッチンはセミオープン型で、狭くて暗い印象がありました。
その暗さを解消するために、オープン型のタイル貼りのキッチンにリフォームしました。
こちらのお宅は、「プラスワンリビング NO.28」の中で紹介されています。
「104」とは、ただ新しいだけではない、どこか遊び心のあったりどこか懐かしかったりと、その人にとって居心地のよい空間を取り入れるP's supply homesのコンセプトです。
使用したタイルは、50角のモザイクタイル。細かいタイルが好きな奥様と、100角のタイルがいいとおっしゃるご主人のご意見の真ん中をとって、50角に決定しました。
リビング側には、収納とディスプレイスペースを設けました。
カウンター部分にはFAXも置けちゃうので、便利です。
シンクは、KOHLERのアントレー(ホーローシンク)です。
深さがたっぷりあり、右半分が円形なので、中華鍋もまるごと洗えます。
Lのコーナー部分は3つのワゴンが隠されています・・・。
使用頻度が高いものを手前に収納し、引き出して使います。
炊飯器とホームベーカリーもキッチン内部にスペースを確保しました。
吊り戸棚はオープンとクローズをうまく組み合わせて。
上手にコストダウンしながら、使いやすく可愛いキッチンになりました。
少しだけ、リフォームのお話を・・・。
マンションの規約上、パインの無垢フローリングを張る事ができませんでした。
その代わりに、自然素材のココヤシとサイザル麻を使ったタイル床材を採用しました。
2種類の床材を使って、市松模様に貼ってあります。